TOPICS

2007年8月7日(火)

フジサンケイビジネスアイ

PayPalにライバル――アマゾン、新支払いサービスを発表

ペイパルによるオンライン小額支払いシェア独占の時代が、急速に変化しつつある。1年と少し前、グーグルが「チェックアウト」サービスを発表した。1つのアカウントで様々なオンラインショップの品物を購入する手段として、人気が高まっていている。今度は、アマゾン・ドット・コムが米国時間3日、同社アカウントの信用証明と支払い情報を使用して品物やサービスを購入できる、独自の支払いサービスを発表した。この新サービスは「フレキシブル・ペイメント・サービス」(FPS)と呼ばれ、導入を希望する開発者向けに招待者専用APIが用意される。ユーザーにとっては、どんな意味があるのだろうか?

「アマゾンのアカウントを取得すると、オンラインショッピングをする際に、別途ログイン作業を行ったり個人情報を購入元サイトに提出したりしなくてもよくなるということである。アマゾンのユーザー数と、今回のウェブショッピングモデルが持つワンクリックという特色を考えると、これは一大事だ。もちろん無料ではない。ユーザーにもショッピングサイトにも初期費用は発生しないが、取引ごとにわずかな料金が徴収される。手数料率はFPSの情報ページに掲載されているが、ざっと見た限り、小額取引時にはグーグルのチェックアウトやペイパルよりもお得なようだ。

請求サービスのフレッシュブックスも、アマゾンのFPSをいち早く取り入れるサイトの一つである。アマゾンがベータサービスを公開する2007年9月には、さらに多くのサイトが対応するだろう。

TOP    閉じる