TOPICS
2007年6月8日(金)
フジサンケイビジネスアイ
アップルが次期マックOS X「レパード」で、次世代ファイルシステム「ZFS」を採用するのではといううわさはかねてより流れていた。そして、ついに関係者がこれを正式に認めた。マックルーモアズ・ドットコムによると、サンマイクロシステムズの最高経営責任者(CEO)、ジョナサン・シュワルツは米国時間6日、ZFSがHFS+の後継としてレパードのファイルシステムに採用されることを明らかにしたという。
ZFSはもともとサンが開発したもので、従来のファイルシステムから大きな躍進を遂げている。ZFSはすべてのファイルを64ビットのチェックサムで保護し、データエラーを検知して修復する。また、ファイルシステムが128ビットであることから、現行のマイクロソフトのウィンドウズやマックOS X、リナックスに比べ、非常に大きな容量を提供する(ZFSをリナックスで利用しようという動きもあるが、これについてはライセンス上の問題が発生している)。
ZFSでは論理ボリュームを物理ストレージから分離する「仮想ストレージ・プール」を利用する。ドライブを追加するだけで、簡単にファイルシステムを拡張でき、ストレージ管理が簡素化されている。
ZFSの最も優れている点は、128ビットのファイルシステムであるため、膨大な容量が提供され、近い将来にファイルをサポートしきれなくなる心配のないことだ。これだけの容量(2の128乗)を使い切るには、地球上の海を沸騰させるより多くのエネルギーが必要になるという声もある。
=敬称略