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2007年4月5日(木)
フジサンケイビジネスアイ
ネットで長い時間を過ごしすぎると、邪悪な別の人格に変わってしまうというが、これは「マイサイバーツイン」の出番かもしれない。オーストラリアの新興企業レリバンスナウは2日、マイサイバーツインを発表した。マイサイバーツインは、自分がオフライン中に他の人とチャットをすることができる仮想人格を、創造およびカスタマイズできるようにするためのソフトウエアの初期バージョンだ。レリバンスナウの共同創設者であるリーズル・キャパーによれば、このいわゆる「チャットボット」技術は、コードをサードパーティーが運営するサイトにカット&ペーストすることで、ブログやお見合いサイト、「マイスペース」などのソーシャルネットワーキングサイトなどで利用できる。キャパーは「マイサイバーツイを使えば、自分が寝ている間に友人と話をしたり、土曜日にどこでパーティーがあるかを知らせたりできる」としている。
仮想人格自体は新しいものではないが、マイサイバーツインは、ヤフーや、セカンドライフのペルソナのようなインスタントメッセージソフトで使用されているアバターのトレンドを新たな方向へと導く可能性がある。マイサイバーツインのサービスを購入すると、「知的で思いやりがある」「生意気で現実的」などといった5つの基本的な人格の中から一つを選択して、自分の変わりにその人格に友人や他人とチャットをさせることができる。さらにサービスの購入者は、「成功は、あなたにとって意欲を駆り立てる要因ですか?」などといった一連の心理的な質問に回答していくこで、仮想人格をさらにカスタマイズし、チャットボットにより複雑性を持たせることができる。レリバンスナウでは、サイコグラフィックを測定するためのツールを開発し、人間の態度や価値観、好き嫌いを分類できるようにした。ソフトウエアに情報を提供すればするほど、チャットボットの「人間性」は豊かになる。
=敬称略